【レースレポート】第17回Mt.富士ヒルクライム (主催者選抜クラス 56位)


スタッフ田中です。

昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の為中止となったMt.富士ヒルクライムですが、

今年は規模の縮小・運営方法の変更などはあったものの無事に開催されました!

今回のブログはそのレースレポートです。

 

第16回 Mt.富士ヒルクライム 主催者選抜クラス

 

レースデータ

2021年6月6日 天候 曇り時々雨

スタート時刻:AM06:30

タイム:1時間06分43秒67

クラス順位:61位(エントリー94名、出走69名)

走行データ:STRAVA

公式リザルト

 

機材

車体:TREK Emonda SLR 2019モデル 52cm H2 fit

コンポーネント:シマノ 電動DURA-ACE/ULTEGRAミックス 11速

ギア比:フロント50/34T(AbsoluteBlack楕円ギア) リア12-25T

ホイール:Bontrager Aeolus XXX 2 TLR

タイヤ:IRC Formula Pro S-Light TLR 700x25C (前後6.5bar)

 

ペダル・メーター込みで完成車重量6.98kgでした。

チューブレスタイヤでレースに臨むのは初めてです。

一般的には重たいイメージのあるチューブレスタイヤですが、このタイヤは1本220g程度と大変軽量でかつグリップ感も良く、最近のお気に入りです。

 

ウェア:Bioracer ロードレースワンピース2.0+ミレー ドライナミックインナー+Bontrager アームウォーマー

シューズ:Bontrager Ballista

ヘルメット:Bontrager Velocis MIPS

2年前より2㎏ほど体重が増えましたが、XXSのワンピースも何とか着れました・・・

 

レポート

レースまで

新型コロナの影響で各イベントは軒並み中止や延期、昨年9月にはしょうもない理由で左手首を骨折。1か月半ほど実走ができない期間もありました。

それでも秋から冬にかけては(シクロクロスのレースがなかった分)頻繁にロングライドを行い、このまま行けば今年はかなり走れるのではないか?というコンディションでした。3月までは・・・

毎年のことではありますが、4月ごろは花粉症に加え仕事も繁忙期で練習量が減り気味。特に体調不良やケガなどではないのですが、調子をだいぶ落としてしまいました。

 

そんな中届いた参加通知メールには【主催者選抜クラス】の文字。

ZWIFTなどを活用しながら高強度に体を慣らし、6月6日の本番に向けて調子を上げていきました。

 

前日は普通に仕事があるため、受付と荷物預けは知人に依頼。助かりました。

直前に予約したお宿では1人なのに10畳もある大きな部屋を割り当てていただきました。おかげさまで5時間ほどぐっすりと眠ることができました。

 

主催者選抜クラスのゼッケンは金色。否が応でも緊張感が高まります。

 

当日(レース前)

レーススタート3時間前の午前3時30分、起床。すでに空が白み始めており、どうやら雨は降っていなさそう。

菓子パンとグミ、オレンジジュースで約900kcalを摂取してトイレも済ませます。

外に出てみると富士山には大きな傘雲が。まだ降っていませんが、これから天候が崩れることは間違いなさそうです。

 

 

ドギーパーク駐車場に車を停め、ローラー台でウォーミングアップします。

メニューは15分じわじわ上げていき、5分レスト→30秒L5+30秒レストを5本、10分ほど流して終わりです。

脚の状態は悪くないですが、妙に心拍が高いのが気になります。おそらく標高の高さゆえでしょう。

 

今回はスタート直前に集合すればよいとのことで、6時を過ぎてから会場入り。

スタートセレモニーに参加し、錚々たるメンバーの中でいよいよ号砲を迎えました!

 

レース編

最初の1㎞ほどはいつも通りパレード走行。

快適なペースと穏やかな雰囲気に、集団では「5㎞ぐらいパレードでもいいのに…」というジョークも飛び出します。

計測開始地点を過ぎて200mほどで2名ほどがアタック!

普段ならそのまま見送って数㎞先で吸収…となるはずが、なぜかみんな追っていくため急速にペースが上がります。

 

料金所を過ぎてもペースは緩まず、先頭はどんどんと遠ざかります。

一か八か追いかけようか?とも思えないハイペースで、リアルスタートからものの数分で集団から脱落する展開となってしまいました。

 

 

ひとまず自分がギリギリ維持できるペースで走りつつ、前方から零れ落ちてきた選手を拾っていくことにします。

ちょうど同じタイミングで千切れた選手がいたので、時々ローテーションしながら走っていると2合目手前で5人ほどの集団に追いつきました。

Avenir YYのトム・ボシス選手を含む集団は、ペースはゴールド(65分以内)達成ペースより遅いもののそこから飛び出す余力もないので、ひとまずローテーションに加わりながら少し休むことにしました。

 

2合目から大沢駐車場手前までの区間は強い向かい風で、単独走行していたら間違いなく潰れているところでした。

 

 

大沢駐車場から先は強い追い風に変わり、余力がある分長めに引きます。

最後の奥庭駐車場を過ぎた平坦区間では、大柄な選手たちがガンガン前を引いて一気にペースアップ。

登坂から平坦への切り替えがうまくいかずちょっと集団から遅れてしまいましたが、そのまま最後の急斜面に入り最後まで踏み切ってフィニッシュ。

 

タイムは66分43秒67、順位は56位でした。

心拍を見ると、序盤で頑張って中盤は休み、最後にまた踏みなおしているのがよくわかります。

 

下山ボランティアに立候補していたため、着替えた後に第1下山グループのスタッフとして下りました。

2年前ほど気温が低くなく、雨もさほど強くなかったため助かりました。

 

まとめ

2年前は限界になるまで集団に食らいついてそこから粘るという走りができましたが、今回は挑戦することすらできなかったというのが率直な感想です。

先頭では大会記録が更新されるなど、主催者選抜クラスのレベルはますます上昇中。

いつかまたこの舞台で戦えるよう、1年かけてしっかりトレーニングしていきたいと思います。

 

最後になりますが、このような大変な状況にもかかわらず大会の開催にこぎ着けてくださった関係者の皆様、悪天候の中温かいご対応を頂いたボランティアスタッフの皆さん、誠にありがとうございました!

必ずまた富士山に帰ってきます!