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身長が低めの方がスポーツバイクを選ぶ際に重要なポイント!
「スポーツバイクが欲しいのですが、身長が低くても乗れますか?」とご相談をいただくことがあります。小柄な方で、スポーツバイクの大きくて細いタイヤ、サドルの高さに不安を覚える方も多いのではないでしょうか。
そんな小柄な方や女性の方がスポーツバイクを選ぶときのポイントや、おすすめのモデルをご紹介いたします。ご参考になれば幸いです。
1.フレームサイズ選びは必ずまたいでみましょう!
スポーツバイクのフレームサイズ選びには、まずメーカーが各モデルのサイズ別に適応身長を示した「サイズチャート」というものを使用します。お客様の身長をお伺いし、このサイズチャートを参考にサイズを絞り込みます。
しかし実際には身長以外にも、手脚の長さや身体の柔軟性、使用用途など、様々な要因により選ぶフレームサイズが変わってくる場合があります。サイズチャートはあくまで参考。当店では必ず店頭のバイクに実際にまたがっていただき、納得した上でサイズを決定していただいております。
◆実際にバイクにまたがった時にチェックするポイント
●トップチューブをまたいで地面に足が着くかどうか
スポーツバイクはペダリングの効率を考えサドルを高めに設定することが多いです。
信号待ちなどでは、サドルに座ったまま足を地面に着ける事はせず、サドルの前に降り、フレームの上の部分”トップチューブ”にまたがった状態で停止します。なので、まずこのポジションを取れるかどうか確認しましょう。フレームをまたいだ状態で両足が地面に着けばOKです。
●サドルに座った時のハンドルまでの距離
次にサドルに座ってハンドルを持ってみましょう。
近すぎたり遠すぎたりしませんか?
ハンドルが遠すぎると、常に腕が伸びた状態になるので自転車を扱いづらく、肩や首に力が入り負担がかかります。逆に近すぎると、前傾が浅く身体が起きるので、ペダルを漕ぐ力が入りづらくなります。ハンドリングもクイックになるので乗りにくさ・窮屈さを感じると思います。
理想は、横から見た時に上半身の胴体と、軽く曲げた上腕の角度が90°くらいになるのが良いとされています。しかしこれもお客様の使い方や、運動経験や過去の怪我…など様々な要因により変わってきますので、実際に試して比べてみるのが正解です。
2.ハンドル形状に注目!!
スポーツバイク乗車時、常に握ることになるハンドル。
このハンドルも幅や形状などが様々。自分の身体に合ったサイズ、形状のハンドルが付いているのかというのも、小柄な方がスポーツバイクを選ぶうえで重要なポイントです。
●ハンドル幅が自分に合っているかどうか。
ハンドル幅が身体に対して広すぎると腕が開いた状態になるので力が入りにくい上に、ハンドリングが鈍くなってしまいます。逆に狭すぎると、ハンドリングがクイックになりすぎてしまい安定感が無くなってしまいます。ご自身の肩幅、使い方などに合ったものを選びましょう。ロードバイクであればだいたい肩幅と同じくらい、クロスバイクであれば肩幅プラス10cmくらいが目安になります。
●レバーが握りやすい形状か。
ブレーキレバーの握りやすさもハンドルの形状が影響してきます。形状によっては、ブレーキレバーが遠く感じる事があるんです。実際に握ってみて、感触を確かめましょう。
3.女性がスポーツバイク選ぶときの大事なポイント
女性がスポーツバイクを選ぶ際、女性ならではの注目すべきポイントがあります。
骨格や筋力など、男性と女性の違いは自転車の選び方にも違いを生むのです。
●サドルの形
女性専用設計のサドルがあるのはご存知でしょうか?
骨盤の形は男女違います。女性用サドルは、女性の骨盤の形・身体的特徴を考慮した設計になっているので、これを選ぶのが快適なサイクリングを楽しむために重要です。トレックのWSDモデルはこれが標準装備されています。
●ハンドル形状・幅
女性の肩幅は男性よりも比較的細め。ハンドルも肩幅に合った幅が狭いものを選びましょう。また、トレックのロードバイクのWSDモデルに標準装備されているドロップハンドルは手の小さな女性でもブレーキレバーが握りやすいように形状が調整されています。
ハンドルを持った時に幅が広すぎず、レバーも握りやすいものがベスト!
●デザイン
なんだかんだ言っても、色やデザインがやっぱり大事ですよね!
いままでに出たポイントを満たしつつ、お気に入りのデザインのバイクを選びましょう♪
TREKのWSDモデルは女性ならではのデザインを採用し綺麗な塗装が特徴です。ぜひ実際に店頭でご覧ください♪
4.身長が低めの方におすすめのスポーツバイクに乗りやすくする調整ポイント!
適正なフレームサイズを選ぶことに加え、より自分の身体にフィットしたバイクを完成させるためのカスタマイズをご紹介!スポーツバイクはこういった調整を繰り返すことで、本当に自分の身体に合った“相棒”になっていくのです。
●ステム長の変更
ハンドルとフレームを繋いでいる部分の部品を「ステム」と言い、メーカーから様々な長さ・角度のものがラインナップされています。このステムの長さを変更することで、より自分の身体に合わせることができます。
当店ではこの“ステムの長さの変更”の可能性も含めたフレームサイズ選択を行っております。お客様の使い方、運動経験、身体的特徴から総合的に判断し、アドバイスさせて頂いております。
●レバーの初期位置の調整
ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクのブレーキレバーは、握り幅の初期位置を設定できます。手の小さな方でも安心してブレーキが握れるように、レバーまでの距離を近く・狭く調整することができるのです。
当店では組み立て時、または納車時に、お客様の手の大きさ・指の長さに合わせて調整させていただきますのでご安心ください。
身長150cm以下の方におすすめのロードバイク
当店取扱いのスポーツバイクブランド「TREK(トレック)」の身長150cm台の方におすすめのロードバイクをご紹介いたします。
※フレームサイズは身長150cm台の方におすすめのサイズのみ表記しております
TREK DOMANE AL(トレック ドマーネAL)シリーズ
<フレームサイズ>
44cm:適応身長150~155cm
47cm:適応身長153~160cm
49cm:適応身長156~165cm
TREKロードバイクのアルミフレームのエントリーグレードです。
価格対性能比の高さが特徴です。
初めてのロードバイクとして選ばれる方が多いモデルです
TREK EMONDA ALR(トレック エモンダALR)シリーズ
<フレームサイズ>
47cm:適応身長153~160cm
TREK史上最軽量のアルミフレームを使用したミドルグレードモデル。
アルミフレームとは思えない軽さと乗り心地の良さが特徴です。
☆EMONDA ALRについて詳しくはこちら
『EMONDA ALR 特集』
TREK EMONDA SLR , SL(トレック エモンダ)シリーズ
<フレームサイズ>
47cm:適応身長153~160cm
TREK史上最軽量のEMONDA SLRをトップグレードに持つシリーズ。
カーボンの軽さが際立ちますが、全体のライドパフォーマンスのバランスを考慮し設計されたトレックらしいオールラウンドなシリーズです。
☆EMONDA SLR , SLシリーズについて詳しくはこちら
『EMONDA SLR , SL特集』
身長150cm以下の方におすすめのクロスバイク
当店取扱いのスポーツバイクブランド「TREK(トレック)」の身長150cm台の方におすすめのクロスバイクをご紹介いたします。
※フレームサイズは身長150cm台の方におすすめのサイズのみ表記しております。
TREK FXシリーズ
価格:49,000~269,000円(税込)
<フレームサイズ>※15インチ:適応身長154~167cm
TREKの人気NO.1クロスバイクシリーズです。用途に合わせ幅広いグレードのモデルがラインナップされています。
☆FXシリーズについて詳しくはこちらもご覧ください。
『FXシリーズ 特集』
身長150cm以下の方におすすめのMTB
当店取扱いのスポーツバイクブランド「TREK(トレック)」の身長150cm台の方におすすめのマウンテンバイクをご紹介いたします。
※フレームサイズは身長150cm台の方におすすめのサイズのみ表記しております。
TREK X-CALIBER(トレック エクスキャリバー) シリーズ
<フレームサイズ>
XS:適応身長145~155cm
S:適応身長155~165cm
※ホイール径は650b(27.5インチ)になります。
20万円前後のマウンテンバイクをお探しであれば、こちらのX-CALIBER(エクスキャリバー)がおすすめです。軽量なアルミフレームを採用しており、実際のトレイルからクロスカントリーレースでも力を発揮してくれます!
TTREK MARLIN(トレック マーリン) シリーズ
<フレームサイズ>
XS:適応身長145~155cm
S:適応身長155~165cm
※ホイール径は650b(27.5インチ)になります。
10万円台のエントリーマウンテンバイク。丈夫なアルミフレームを採用で安心してオフロード走行が楽しめます。スタンド台座もあるので街乗りにも。
まとめ
身長の低めの方に関わらず、サイズ選びはスポーツバイクを選ぶ際のとても重要なファクター。「少し大きいけど、これでいいかな…」と妥協するとサイクリングを楽しめないばかりか、重大な事故に繋がる危険性もあるのでよく吟味しましょう。
無理せず自分の身体にあった自転車を選ぶことが大事です。
当店では経験豊富なスタッフがサイズ選びのお手伝いをさせていただきます。
実際に試せる試乗車もございますので、ぜひ一度ご来店ください。
スポーツバイク購入は決して安い買い物ではありませんので、自分にとってお気に入りになる一台を納得するまで一緒に選びましょう!
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