【アイテム】二種のマウントを徹底比較! Trek Aero RSL Barstem Pro Blendr Mount / K-EDGE Madone Gen 8 Combo Mount


K-EDGE Madone Gen 8 Combo Mount /12,900円(税込)

2024年に登場したTREK Madone Gen 8。
その特徴の一つであるステム一体型ハンドルバーのTrek Aero RSL Barstemには、トレック純正のコンピューターマウントが用意されています。
純正マウント一択だったこのマウントですが、この度アルミ切削パーツで有名なK-EDGEから新たなマウントがオプションパーツとして発売されました。

同じハンドルバー用の同じコンピューターに対応する二種類のマウント。
どんな違いがあるのか?どちらがお勧めか?
様々な面から比較してみます!

 

【外観】

まずは二つのマウントを並べてみました。
左側がトレック純正、右側がK-EDGEです。
ボルト穴の位置を揃えてみたところ、K-EDGEの方が若干長くなっています。
これはガーミン最新のサイクルコンピューター、EDGE1050などに対応させるためと思われます。(トレック純正マウントはEDGE1050非対応)
最近のサイクルコンピューターは高機能化と同時に大型化も進む傾向にあるので、順当な進化と言えるでしょう。

表面の質感はどうでしょうか。

純正マウントはハンドルバーと同じような艶消し塗装仕上げ。
対してK-EDGEはアルマイト仕上げで機械切削の跡も見えますね。

トレック純正は大きな肉抜きがされていること、K-EDGEマウントは角度調整ができるように関節が追加されていることもそれぞれの大きな特徴です。

 

【重量】

まずは最小構成(ガーミン製サイクルコンピューターのみ取り付け)の状態における重量です。
トレック純正が22gという超軽量に対してK-EDGEは41g。角度調整機構のため、どうしても若干重くなってしまいますね。

ライトやカメラの台座として使える、GoPro方式のアクセサリーマウントも加えた状態がこちら。
工業製品なので多少の個体差はあるかもしれませんが、やはり19g差となっています。
重量差はわずかとはいえ、超軽量バイクを仕上げたい人にとっては気になる部分…かもしれませんね。

では、実際にハンドルバーに取り付けてみましょう。

サイクルコンピューターはGARMIN EDGE530+純正シリコンケースです。旧世代機ですがまだまだ使われている方が多いのでは?
上が純正マウントで下がK-EDGEですが、こうして見るとどちらも大した差は無いように見えます。しかし、乗車ポジションではK-EDGEの方がわずかに前方に伸びている分画面が見やすく感じます。

 

【角度調整について】

K-EDGEマウントの角度調整の幅はこのぐらいです。

結構調整幅が大きいですね。見やすさ優先でもエアロ優先でも、無段階でセッティングできます。
固定部分の精度は驚くほど高く、二本のボルトを軽く締めるだけでしっかり固定されズレる気配はありません。

ちなみに、角度固定式の純正マウントはこのくらいの角度になっています。

K-EDGEの一番上のポジションと同じくらいで、ブラケットポジションでの見やすさとしてはちょうどいいくらいです。

剛性についてはどちらも十分にあり、タッチパネル式のサイクルコンピューターでも問題なく使用できると思います。
段差の激しい道も色々と走ってみましたが、画面がブレて見にくいとか角度調整がズレてしまうといった問題はありませんでした。

 

【アクセサリーマウント】

アクセサリーの取り付け位置についても実は違いがあります。

色々と用品を取り付けた状態なのでちょっと分かりにくいかもしれませんが、純正マウントはハンドルバーへの取り付け部分付近に、K-EDGEマウントはサイクルコンピューター裏側にそれぞれ取り付くようになっています。
これにより、以下のような違いが出ます。

純正マウント:アクセサリーがより重心近くに配置されるので、慣性モーメントが減る=ハンドルの振りが軽くなる。マウントのアームにアクセサリーの重みが掛からないのでマウントの耐久性が上がりそう。

K-EDGEマウント:カメラの画角やライトの照射範囲にブレーキレバーや前輪が干渉しづらい=アクセサリーの性能をフルに発揮しやすい。

いずれも僅かな差ですが、ユーザーそれぞれのこだわりポイントに合わせて選ぶと良さそうですね。

 

【価格】

Trek Aero RSL Barstem Pro Blendr Mount(純正マウント)5,500円(税込)

K-EDGE Garmin Madone Gen 8コンボマウント12,900円(税込)

価格差がかなりありますが、K-EDGEマウントはアルミ削り出し加工、角度調整機能付きという部分が付加価値となります。

 

【まとめ】

トレック純正マウントもK-EDGEマウントもそれぞれの特徴があり、一概にどちらが優れているというものではありません。
では、どう選んだらいいのか?
あくまで一つの目安ですが、以下のように選んでいただくといいと思います。

トレック純正マウントを選ぶべきなのはこんな人:
・究極の軽さを求めたい
・重めのライトやカメラを使用するつもり
・価格を少しでも抑えたい

K-EDGEマウントを選ぶべきなのはこんな人:
・大型のサイクルコンピューターを使っている
・コンピューターの取り付け角度を好みで調整したい
・超広角のカメラやライトを使っている
・アルミ削り出しの雰囲気が好き

ご自身の使い方や好みに合わせ、ベストなマウントを選んでみてください!

 

 

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