【レースレポート】第20回 Mt.富士ヒルクライム 64分25秒


スタッフ田中です。

いよいよ第20回という節目を迎えたヒルクライムレース、Mt.富士ヒルクライムに今年も参加してきました。

個人的な目標は昨年に続く3年連続のゴールド(65分以内)。

そして昨年と共通するメンバーでトレインを組んで、友人から一人でも多くゴールド獲得者を出すことを目指します。

 

第20回 Mt.富士ヒルクライム 男子30-34歳クラス

 

レースデータ

2024年6月2日 天候 曇りのち晴れ

スタート時刻:AM06:46

タイム:1時間04分25秒(自己ベスト)

クラス順位:16位(完走692名)

一歳刻みランキング(男子34歳、選抜含む):11位(完走146名)

車載動画

走行データ:STRAVA 

 

機材

車体:TREK Emonda SLR DISC 2021モデル 52cm

コンポーネント:シマノ ULTEGRAメイン11速(ブレーキはEQUAL機械式ディスク)

ギア比:フロント50/34T リア11-30T(アウターのみ使用)

ホイール:Bontrager Aeolus RSL 37 TLR

タイヤ:Panaracer AGILEST Light クリンチャー 700x28C (前5.0bar 後5.3bar)

チューブ: Pirelli P Zero SmarTUBE

本番ではBlendr Fendrを外してアクションカメラを付けました

 

昨年とほぼ同じ機材ですが、タイヤの太さが28Cになりました(昨年は25C)。

太いタイヤを低圧で運用するほうが理論上転がり抵抗を軽減できるということ、レース中はほぼダンシングをしないので振りの軽さを重視する必要がないことが理由です。

Aeolus RSL 37との組み合わせは最高です

 

カタログ重量190gのパナレーサー・アジリストライト28Cですが、実測は183gと175gでした。過去4本購入していますが今のところ全部カタログ重量より軽いです。

チューブ昨年と同じくTPU系チューブ、実測36gのPirelli P ZERO SmarTUBEを使用しています。

 

ボトルケージは無し。「0グラム0円、最強の軽量パーツですよ!」なんて冗談交じりに言っていましたが、実はボトルを付けた方が空気抵抗が減らせるという話もあり今後はどうしようかちょっと悩んでいます。

 

ウェア:Bioracer ロードレースワンピース2.0

シューズ:TREK RSL KNIT +Velotoze トールシューズカバー

ヘルメット:Bontrager Velocis MIPS(最新モデル)

アイウェア:SMITH Optics Wildcat (Chroma Popレンズ)

 

シューズは最新のニット仕様。素晴らしいフィット感と剛性の高いソールで足元を支えてくれました。

明け方まで強い雨、スタート前の時点でも路面は完全に濡れていたのでシューズカバーを着用して出走しました。せっかくのニットが見せられなくて残念です。

 

レポート

レースまで

 

昨年末に膝を痛め、年始にはあまり練習量を積めませんでした。

痛みが出ない範囲で短時間高強度の練習にフォーカスしVO2max領域を強化、膝が治ってきた春から長い時間の練習を積み重ね65分のレースを見据えてトレーニングしていました。

 

当日も一緒に走るメンバーのうち数名と試走にも行けて、昨年よりは良い状態でレースを迎えることができました。

うどん引換券が付いているのが面白いですね

 

前日は夕方まで店頭に立ちそこから移動、前日受付は一緒に出走する知人に代理でやっていただきました。

雨の音を聞きながら9時30分ごろ就寝。

 

 

当日(レース前)

雨の音と車の音で浅い眠りでしたが予定通り3時起床。

胃腸の調子がいまいちで用意した朝食(団子など炭水化物中心)は半分程度しか食べられませんでしたが700kcalぐらいは摂取できました。

駐車場は例年よりだいぶ会場に近い富士五湖聖苑が割り当てられました。

やや上り勾配で実戦的?なウォームアップ

 

4時30分ごろからやや斜めの舗装に苦労しつつローラーでウォームアップしました。

軽めの負荷で15分ほど回してから30-30インターバルで少しずつ強めの負荷へ。標高が既に高いので心拍は少し高めですが、調子は悪くなさそうです。

トレインのメンバーと待ち合わせ、会場へ。

今回は各スタートブロック内を8つのウェーブに区切ってスタートする形になり、私たちは第3ブロック第3ウェーブの先頭付近からのスタートでした。

 

レース編

 

目の前にはゲストライダー、以前トレックチームでも走っていた別府史之さんがいました。

「中々こんな機会ないよ」「このために12000円払える」などと言いながらゆったりとスタート。

 

私の仕事は一合目下までの10分間のペーシング。パワーメーターを確認しながら4.8W/kg程度の出力でできるだけ安定して進めるよう心がけます。

一合目下から先はほかのメンバー5名と約2分ごとのローテーションを開始し、5㎞地点を15分20秒で通過。昨年より周囲に選手が少なく、とても走りやすく感じます。

中盤10㎞通過は28分37秒。一人集団から遅れてしまいましたが、ペースはオンタイムからわずかな遅れ程度でまだ行けそうです。

 

途中追い抜いた70分切りを目指すトレインには知人がたくさん乗っていたので、エールを交換しながらしばし並走。

 

樹海台から先ではかなり向かい風が強く、徐々にタイムは遅れトレインのメンバーも失っていく厳しい展開になってしまいました。

大沢駐車場入り口の通過が48分33秒。ゴールド獲得にはかなりギリギリのタイムだったので、ここから更にペースを上げることに。

残ったトレインメンバー二人と交代を繰り返しながら強めに踏み続け、奥庭駐車場ではほぼオンタイム+追い風でゴールド圏内が見えました。

平坦区間は追い風で人数も残っていたので時速42㎞ぐらいで快走。もう脚は残っていませんでしたが、ラストの登りは後ろについていた10人ぐらいのライダーを見送りつつフィニッシュラインまで何とか踏み切りました。

タイムは64分25秒、わずか3秒だけですが自己ベスト更新です。

一緒に走ったメンバーのうち二人が初のゴールド獲得。トレインとしての目標は半分達成といったところでした。

頂上は晴れ!富士山のてっぺんが迎えてくれました。

 

下山荷物を受け取り頂上でしばらく待っていると、知人友人たちが続々と上がってきました。

目標を達成した人、惜しくも届かなかった人、、、悲喜交々が入り乱れる毎年の光景です。

 

下山コントロール隊としての仕事をこなして会場に戻り、今年からまた会場で受け取れるようになったフィニッシャーリングを手に入れました。

久しぶりに会場受け取り、4枚目のゴールドリングです。

表彰式には知人がたくさん。途中から雨が降ってしまいましたが、楽しいひと時でした。

 

まとめ

 

第20回という節目となった今大会。

運営のスムーズさ、洗練のされ方はさすがに老舗の大会だと思います。

スタート方式など改善を希望する声は色々と聞かれましたが、必ずや来年以降さらに楽しく走りやすい大会になってくれることでしょう。

また、今大会は開催1か月余り前にスラッシュ雪崩の影響でコースが大きなダメージを受けるということがありました。

今年はフルコース開催は無理では…?と思ってしまうぐらいの大きな被害でしたが、関係者皆様の尽力によって大会前週までにきれいに直ってしまいました。

運営関係者の方、自治体の職員の皆様、大勢のボランティアスタッフの皆様、本当にありがとうございました!

 

会場でお会いした皆さん、店頭でエールを送ってくださったお客様、応援頂きありがとうございました!

 

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