【レースレポート】第15回Mt.富士ヒルクライム


スタッフ田中です。

今年もお客様と一緒にMt.富士ヒルクライムに参加してきました。

レースレポートは新鮮なうちに・・・ということで、ちょっと長いですがどうぞお読みください!

 

第15回 Mt.富士ヒルクライム 一般男子19-29歳の部

 

レースデータ

2018年6月10日 天候 曇り時々雨

スタート時刻:AM07:05

タイム:1時間04分47秒(ゴールド:65分以内達成)

クラス順位:10位 訂正:21位でした 出走920人

総合順位:不明(後日追記します)

走行データ:シクロスフィア  STRAVA

当日の体重は56kgほどでした。

 

機材

車体:TREK Madone9.5 2017モデル 52cm

コンポーネント:シマノ 電動DURA-ACE/ULTEGRAミックス 11速

ギア比:フロント52/38T(AbsoluteBlack楕円ギア) リア12-25T

ホイール:Bontrager Aeolus XXX4 TLR

タイヤ:Bontrager R4 Road 700x25C (前後7bar)

ウェア:Bioracer ロードレースワンピース2.0

シューズ:Bontrager Velocis

ヘルメット:Bontrager Velocis Asia-fit MIPS

 

補給

なし(後述)

 

レポート

前日編

昨年66分8秒という自己ベストを記録した富士ヒル。

今年こそ65分を切ってゴールドリングを獲得するぞ!と意気込み、シクロクロスシーズンが終わってからも黙々と練習を重ねていました。

4月まではいい調子で走れていたものの、5月に入って急に調子が急降下

レース2日前に刺激で20分間走を行ったものの15分でリタイアという有様でした。

それでも休養だけはしっかり取ってなんとか回復に努め前日を迎えたのでした。

 

前日は車移動で会場である富士北麓公園へ。

。○◯(これで走りたいなぁ)

前日は本当にいい天気で、日焼け止めが必要なほど。

会場は参加者や応援の方でごった返していました。

 

お宿は昨年と同じく山中湖畔に。

だんだん雲が増えてきました。

早めに買い出しと晩御飯を済ませ、翌日に備えて就寝しました。

 

当日(レース前)

3時30分に起き、すぐに昨晩コンビニで買ったうどんをすすります。

今回は補給計画を綿密に立て、朝食はレース3時間前から食べることに。

レース前1時間を切ったら補給食は無し20分を切ったら水分も摂らない決めていました。

1時間そこそこのレースではまずハンガーノックの心配はないので、

急激な糖分補給によるインスリンショックや水分過剰摂取での腹痛を避けるための策です。

レース直前は緊張で水を飲みたくなるのですが、心を鬼にしてボトルケージを外して飲みたくても飲めなくしてあります。

 

外を見ると、雨は降っていませんが富士山は雲の中

自分たちも雲の中。
会場から4kmほど離れた駐車場に車を停め、それぞれスタート地点へ向かいます。

私は積んできたローラー台で15分ほどウォーミングアップ。

10分掛けて160Wから300Wまで上げ、5分イージーペースで落とす。

程よく心拍に刺激を入れて汗をかきました。どうやら調子は良さそう。

 

会場にはこの天候にも関わらず参加者が集結しています。

今年は荷物預けの混乱もなく、スムーズにスタートを迎えられました。

 

レース編

号砲からまずは軽く足を回しつつ計測開始地点へ。

スタート前に1時間ぐらい待っていたので、冷えてしまった体を温め直します。

胎内洞窟入口交差点を左折して、いよいよ計測開始!!

・・・となったのですが、深い霧というか雲というか、とにかく前がよく見えません。

計測マットの通過に気づいていない方もいて、声を掛け合いつつスタートしていきました。

 

最初の急勾配はみんなガンガン飛ばしていきます。

私は焦って飛ばしすぎないようパワーメーターを頼りに270W前後で進行。

1kmぐらい走ると段々と脚の合うグループが出来上がってきたので一安心。

気がつけば徐々に雨が降ってきましたが、集中を乱されるほどではなく淡々と進みます。

 

1合目を過ぎると雨も止み、昨年よりも余裕を感じながらレースを進めているのに気づきます。

パワーを確認するとだいたい急勾配で瞬間的に280-300W、緩斜面では200W弱。

楽ではないですが千切れそうでもないペースです。ケイデンスを落とさないよう気をつけます。

緩斜面では人の後ろに付き急斜面ではマイペースで踏む・・・を繰り返し、気づけば15km地点を過ぎていました。

4合目手前の大沢駐車場付近で後続の速い集団に追いつかれ、集団全体が一気にペースアップ。

もうだいぶ消耗していて辛かったのですが、ここで千切れたら終わりだと必死にしがみつきます。

とにかく前走者の車輪を追いかけて耐えましたが、ついに最後の急勾配区間である奥庭の直登で集団からやや距離を空けられてしまいました。

その後の平坦区間は幸い引いてくれる方がいて、申し訳無いと思いつつ38km/h前後で走る後ろで休ませてもらいます。

そしてラスト700m、スプリントだ!!

となるわけもなく、攣りかけた脚を必死に動かし350Wぐらいでヨロヨロと上りきってフィニッシュ。

タイムは・・・

1時間4分47秒!!

目標の65分以内を達成できました!

実は走行中の感覚ではもっと余裕を持って達成できたと思っていたのですが、意外とギリギリでした。

昨年とたった1分20秒差とはいえ、走行速度にはだいぶ差があったようです。

 

同じ集団で走っていた方も概ねゴールドを達成していたので、それぞれ声を掛け合って健闘を讃えます。

この時点では、上に山頂・下に雲海が望める良い天候でした。

しかし下山を始めてすぐ、視界が厚い雲に覆われあっという間に視程20mほどに。

途中から雨も降り出し、後半スタートの方はほぼずっと濡れながらの走りとなってしまったようです。

 

会場に戻り、チップ返却と同時に完走証であるリングを受け取ります。

憧れのゴールドリング!輝いています。

クラス順位10位も予想以上にいい成績です。→訂正、速報で10位でしたが最終的にはクラス21位でした

 

完走者に振る舞われる吉田うどんも一際美味しく感じました。

それからは車に戻って着替え、お客様を待って車でお店へ。

昨年ほどのひどい渋滞ではなく、3時間ほどで帰ってこられました。

厳しい天候の中でしたが、全員怪我なく終えられ本当に良かったです。

 

参加された皆さん、お疲れ様でした。

応援していただいた皆さん、ありがとうございました。

 

色々な要素がすべてうまく噛み合い達成できた65分以内。

これ以上の場所を狙うか?と聞かれると非常に難しいところですが、

来年の大会でもどうぞよろしくお願いします。

今年出られなかった方も、来年はご一緒にいかがですか?