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ツール・ド・フランスにでる選手は、どのような苦しみをあじわっているのか? 実際に経験するには超級山岳にいってみるしかありませんね。
選手と同じスピードでは走れませんが、標高2000mを越えた高みでハァハァするには夏はいい季節です。
夏も盛りになれば、平地を走っていると殺人光線にやられます。
夏は超級山岳の季節。青春18切符を片手に、7、8月の週末は涼しい山へ繰り出しましょう。
ちなみに下の標高No.1の峠はどこも絶景な峠ばかりです。 一年に一度はお参りにいきたいですね。

渋峠         国道最高地点 2172m
大弛峠        車道最高地点 2360m   28km     獲得標高1800m 平均勾配6.6%
乗鞍 舗装道路   最高地点 2720m

大弛峠は麓の塩山駅の標高が400mくらいですから、獲得標高は1800mくらい、ヤビツ峠3本で考えるとちょうどいいです!
こうやって書いているだけでも心拍数が上がり、南アルプスの山塊が目の前に迫ってきました!

行きかた:
電車では・・・
JR中央本線にて『塩山駅』下車
 
途中↑武田信玄公 菩提寺 恵林寺へよるべし!
駅からだらだら登り続けると、牧丘道の駅に着きます。マイカーで来る方はこちらへどうぞ。この区間7km 平均2%

車では:
牧丘道の駅
*車でくるとアップしないで登り始めることになります。ご注意を。

スタート
牧丘のブドウ畑へ出ます。ホッホッホー見よ!この直線を!(単位:3ミノゲール)

最初から飛ばすといきなりヘバリます。ただし最初から差をつけるのもここです。
恐らく夏の暑い時期に登るでしょうから、暑さ対策も忘れずに。ここらへんはまだ標高も低く、暑さに急激に体力を奪われます。
鳥居をすぎても直線の登りは終わりません。この区間4.6km 8%

マダマダ。マダマダ。序の口です。小川が見え、橋を渡ったら森の中に入ります。

お待ちかね、九十九折区間です。
緑の天蓋が日光をさえぎり、自分の汗が気化熱となってサァ〜っと涼しくなります。

ヤビツ峠でいうとここからが蓑毛〜菜の花台区間。ただし距離は3倍あります。
小鳥のさえずり、蝉の合唱を聞きながら、自分の影を見つつ、我があらい息遣いをBGMに進んでいきます。
森のトンネル区間、結構長いですがこの頃になれば勾配に足も慣れてくる・・・はず。 しばらくすると緑の天井が開け放たれ、青天井が現れます。
運がよければ富士山が見えるでしょう。夏にのぼると黒富士が・・・
晩秋に登れば雪帽子ですね。
ここから乙女湖までは緩やかなカーブが続き、大きな渓谷を沿うように登っていきます。
右側に水汲み場があるので、ここで休憩してもいいかな。タイムを狙う人はノンストップで2時間以上登り続けてください。
渓谷を抜け、ちょっと経つといったん下ります。ここが乙女湖。ここがちょうど中間地点です。この区間9km 6.6%

下ったと思ったらまたも蓑毛が立ちふさがります。ヒィヒィ登りましょう。
長いストレートを登りきると、川上牧丘林道の入り口ゲートが見えます。この区間1.6km 8%
ここから山頂まで13km。2kmほどウネウネ登ると、山の稜線上にでます。この区間1km 8%

深い森の中ですが、アラ不思議!今まで鉛のように重かった足がくるくる回りだします。
調子がよくなったわけではありません。勾配が緩くなっただけです。アウターに入れてスピードを上げられます。

大弛峠のいいところはこの区間です。いわゆるfalse flatで、体感平地。でも実は登っている。
ここでクルクル回して乳酸を散らすことができるのです。
また、この林道に入ってからは、『山頂まで●●km』とキロポストが出ているのも励みになります。この区間4km 2.6%
残り8kmの表示が出たら、また登りが始まります。山頂まで残り8km: 7.7%
長い長い菜の花台〜山頂区間です。 既に2000mオーバー。
晩秋に上ると、このような南アルプスの威容が見ることができます。しかし・・・
11月はもう雪が降っているでしょう。おそらく頂上まではたどり着けず、遭難します。

南アルプス、中央アルプスの絶景が広がります。
ここまで来たらクライマーズハイが降臨し、あなたは涎をたらしながら笑顔でのぼっていることでしょう。
ちなみに夏の盛りはアブがでる可能性があります。
虫除けスプレーを忘れずに!時速10km以下ですと虫ペットに囲まれてチクリと刺されます。 逃げても時速10kmでは振り切れませんね。

残り 2km、木製のガードレールが見えてきたら山頂は近! !もし仲間と競り合いながらここまで登ってきたのでしたら、協力はもうオシマイ!
あとはアタックですね。 突き放すならここです。
カーブの手前で加速して視界から一瞬消え去りましょう。疲れちゃったら写真を撮る振りをしてペースを落としましょう。

山頂はそんなに立派じゃないですが小屋があります。
カレーかカップラーメンが食べられます。(注:お休みのこと多し。食糧+飲み物は持ってあがること)
せっかくですから10分あるいて夢の楽園に行きましょう。
途中は幹事を恨むかもしれませんが・・・
振り返れば!
こんな絶景に出会えます。
ぜひ天気のいい日を狙ってください・・・

帰り、ですが山の向こう側、川上村へは完全砂利ダートです。ですのでロードですといけません。
一度行きたいですね、ダートの川上村側へも。
この尾根のず〜っと向こうに日航機が墜落した尾根が山の向こうにあります。ここよりももっと山深いと思います・・・

さて、下り。28kmも延々と下り続けると、タイヤとリムがブレーキによって攻撃され熱されます。
ときどきリムを冷やしながら下らないと、危ないですよ。 気をつけてください。

このままスタート地点まで下ってもいいですが、もし足が残っていたら林道を伝って甲府経由で帰りませんか。
乙女湖手前でまがり、焼山峠をもう一度登ります。
このルートは地元ローディお奨めのクリスタルラインといいます。
昇仙峡を通って甲府に下りるルートなので、奇岩にかこまれ交通量のすくない林道を気持ちよく辿って帰れます。

そして、お楽しみの温泉のお勧めは、ここ。
ほったらかし温泉(http://www.hottarakashi.com/)

富士山にむかって仁王立ちしたくなりますよ♪

帰るまえに果樹園で家族へ果物のお土産、そして自分へのご褒美にご当地のほうとうをお忘れなく。


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